Bybitでは資産効率を最大化するために、同じ資産で販売広告を重複掲載できるP2P(ピア・ツー・ピア)広告の資産共有機能を導入いたします。
導入前
資金調達アカウントに100 USDTがある場合、100 USDTの広告を1回のみ掲載するか、あるいは合計100 USDT以下の複数の広告のみ掲載可能でした。つまり広告を重複して掲載することはできないため、より多くの広告を掲載したい場合は、資金調達アカウントにさらに資産を預ける必要がありました。
現在
資金調達アカウントに100 USDTがある場合、100 USDT(またはそれ以下)の複数の広告を重複掲載できるようになりました。
メリット
- 資産活用の向上:同じ資産で広告の重複掲載が可能
- 個別に設定した広告を提供可能:さまざまな支払い方法と価格設定に対応
- 広告の露出度の向上
例
資金調達アカウントに100 USDTの利用可能残高がある場合、100 USDTの広告Aを掲載しながら同じ100 USDTで広告Bも掲載することができます。
広告Aに対して99 USDTの購入注文があった場合、広告Bの取引可能額は1 USDTのみとなります。広告Bの最低取引額が5 USDTを下回った場合、広告Bは広告一覧から非表示となります。
広告Aの注文がキャンセルされた場合、広告Bの取引可能額は元に戻ります。この場合、広告Bは非表示にされることなく広告一覧に表示され続けます。
広告Aの注文が成立した場合、広告Bは利用可能残高不足となり、システムによって自動的に非表示となります。
注意事項
・本機能は販売広告にのみ適用されます。購入広告には適用されません。
・1つの広告の最大取引額が資金調達アカウントの利用可能残高を超えないようにご注意ください。
ルール
1. 同じ取引ペアにおいて、同時に2つの販売広告を有効にできます。
2. 追加の設定は必要ありません。2つ以上の販売広告を掲載すると、自動的に本機能が有効になります。
3. a) 資産共有機能を使用して広告を掲載する場合:複数の広告が同じ資産を共有している場合、そのうちどれかの広告で取引が成立して資金調達アカウントの利用可能残高が不足すると、残りの広告は広告リストから非表示となります。
b) 資産共有機能を使用せずに広告を掲載する場合:掲載している2つの販売広告の合計金額が資金調達アカウントの残高より少ない場合、資産共有機能は適用されません。この場合、掲載されたそれぞれの広告は、他の広告の取引状況に影響されません。
4. 資産共有機能が有効となっている場合、資金調達アカウントの資産が変更されたとしても、掲載している販売広告が停止されることはありません。
- 振替出金をする場合:資金調達アカウントから資産を移動させ、利用可能残高が広告の取引金額より少なくなった場合、広告の取引金額もそれに応じて減少します。
例えば、100 USDTの広告を掲載したとします。150 USDTを保有する資金調達アカウントから60 USDTを出金した場合、資金調達アカウントの利用可能残高は90 USDTに減少するため、広告の取引金額も自動的に90 USDTに変更されます。
- 振替入金をする場合:資金調達アカウントにさらに資産を預け入れた場合、掲載してる広告の取引金額に影響はありません。
例えば、100 USDTの広告を掲載し、100 USDTを保有する資金調達アカウントにさらに50 USDTを入金した場合、掲載している広告の取引金額は変更されません。